当クリニックの特徴を書いてみたらどうか、とのおすすめがありました。
箇条書き的に書いてみることにします。
一番目は、近藤先生の考え方を継承発展させようとの意図がある、ということです。精神分析の歴史の中で、カレンホーナイ、近藤章久と続く流れを汲んでいる、と言ってもいいと思います。
二番目は、ホームページに載っているセラピストの全員が教育分析を受けた経験がある、ということです。セラピストがセラピーを受けることがセラピストの訓練として最も基本的なことなので、これは本当は特徴として書くようなことではないのかもしれないのですが、多分、日本では珍しいと思います。
三番目は、クリニック内で定期的にケースカンファランスを開き、それぞれのセラピストがケースを出し、お互い刺激し合って研鑽に努めている、ということです。一年に一度は、『近藤章久記念精神療法セミナー』と題し、外の会場を借りて、普段より少し大がかりなケースカンファランスを開いています。近藤先生存命中は、この会に必ず出席して下さっていました。
四番目は、希望があれば色々なセラピストと会ってみることが出来る、ということです。一人のセラピストと会って相性が悪いと感じたら、他の人と会ってみてください。
五番目は、セラピストの資格にこだわっていない、ということです。医師や臨床心理士の資格を持っていることとセラピストとしての実力とは全く無関係だと考えています。料金は、セラピスト一人一人が自分で決めています。薬の処方だけは例外です(種類は多くありませんが、抗不安薬、抗うつ薬などを、医師の資格のあるセラピストが処方しています)。
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